いきなりですが
要望を素直に言葉にして伝える
これ。
当たり前のことのようですが、できている人って、意外と少ないように思います。
日本人はあまり上手ではない傾向にあるのかな?
子どものころはできていたのに、いつの間にかできなくなっていく。
私自身もそうです。
最近でも、素直ではない自分が時々現れます。
要望を相手に伝えたいという場合、どういう手法が使われるのか。
要望を素直に言葉にして伝えて相手の判断に委ねる
という方法をとらずに、感情的になって、
相手を非難して悪いことだと思わせる
という方法を使っている人って、結構多いように思います。
「手伝っていただけませんか?」
と素直にお願いしたいはずなのに、そう言わずに、
「この状況で手伝わない方がおかしい」
とか相手に言っちゃったりしませんか?
結構、そういう場面を目にします。
でも、それってどうなんでしょう。
それで相手は、気持ちよく、手伝う気になれますかね。
多くの人は、「この状況で手伝わない方がおかしい」とか言われてしまうと、悲しんだり、ガッカリしたり、怒ったり、何にせよマイナスな感情になる人が多いと思います。
反発する人も多いんじゃないですかね。
そもそも、相手を評価して非難することって、対人関係のトラブルの元なんですよね・・・
「〇〇するなんてありえない」
「モラルを疑う」
「人としてどうなん?」
「〇〇するなんて信じられない」
こういう言い方を日常的に使ってしまっている方は、要注意かもしれません。
犯罪に当たる言動とかは別なのかもしれませんが、何が人として正しいことなのか、何をしたら非道徳的なのか、とかを議論しだすと、まあ答えは出ませんし、「人として間違っている」なんて言われたら、どんな内容であれ、反発したくなりますよね。
「大変な状況なので、手伝ってもらえるとすごく助かるんです」
みたいに、要望を素直に言葉にして伝えた方が、相手が気分を害さずに検討してくれると思うんですけどね。
もちろん、感情的にならずに、相手に配慮しながら、ですよ。
これがなかなか難しい。
勇気が要ることなのかもしれません。
感情的にならずに相手に配慮して、素直に要望を伝えられるようになれたら、対人関係のトラブルはかなり減る気がします。
勇気を持ちたいところです。
コメント
[…] 断り方というのは要望の伝え方の1つですので,以前書いた要望の伝え方と共通の話でもあります。 […]