誰にも嫌われたくない人へ

日々思ったこと、学んだこと

嫌われることが気になるか

人に嫌われることで、どのくらい辛い思いをするのかは、人それぞれですよね。

人から嫌われることだけは絶対に避けたい

という人もいますし、逆に、

嫌われることなんて全く気にしない

という人もいます。

みなさんは、どのくらい、嫌われるのは嫌ですか。

嫌われたくないと意識してしまうと・・・

嫌われたくないという考えが強くなると、どうなってしまうのか。

この人に嫌われたくない、あの人にも嫌われたくない・・・とか考えだすと、八方美人になってしまう可能性は高くなりそうです。

また、「あの人は私のことを嫌いなのでは・・・?」と疑心暗鬼になってしまう。

「この人に嫌われてるかも・・・」と自分のことを疑っている相手を、好きになれますか?ちょっと、難しいかもしれませんね。

「嫌うなんておかしい」と相手に主張してもダメっぽい。これも相手の感情次第ですし、そんなこと言ったらむしろ嫌われそう。

たまたまかもしれないですが、最近「嫌うなんておかしい」という趣旨の発言を色々なところで聞きました。「こっちは嫌われるようなこと何もしてないのに」とセットで使われることが多いですね。これもまあ、細かいことが積み重なってるかもしれないし、相手次第だと思いますよ。

とかいろいろ考えていると、「嫌われるのが嫌だ」と思えば思うほど、本当に嫌われてしまう気がします。

誰からも好かれるという幻想

八方美人の限界

八方美人を頑張って続けるというのが、誰からも好かれるためにできることでしょうか。

ただ、人それぞれ嫌いなタイプは違うはずですので、「私はあなたが嫌うタイプの人間じゃない」ということをいろいろな人に示す必要があり、相手によってタイプをコロコロ変えないといけないので、嘘をつかないといけないし、表面的な対応になってしまいます。

いろんな人に嘘をついていたら、割と早い段階で嘘がバレて、むしろ嫌われる可能性が高いように思います。

嫉妬という感情

人間には、恐ろしい感情があります。それは

嫉妬

です。

嫉妬という感情がある以上、誰からも好かれるのは難しいように思います。

人が人を嫌いになる理由として、嫉妬によるものが多いように感じます。

「みんなから好かれている人」に対して嫉妬する人もいますからね。

全員から好かれるのは無理

だから、みんなに好かれ続けるというのは、元々無理なことなんでしょうね。

諦めたほうがいいと思います。

好かれる割合、嫌われる割合

2・7・1の法則

どのくらいの人に好かれて、どのくらいの人に嫌われるのかということを分析された方がいます。

カール・ロジャースさんという、アメリカの心理学者です。

2・7・1の法則

という法則です。

誰であっても、接した人のうち、大体、

2割の人は、無条件に好きでいてくれる

7割の人は時と場合によりどちらにもなる

1割の人は無条件に嫌ってくる

とのことです。

つまり、誰であっても、1割の人からは嫌われてしまうみたいです。

1割の人に嫌われたらどうなるか

日本人は特に、この1割の人に嫌われることを、過度に恐れる傾向があるみたいですね。

1割の人に嫌われたら、どうなりますか。

冷静に考えると。

どうでしょうか。

・・・

・・・

別に、どうもなくないですか?

もちろん、世の中には、対人関係の悪化から酷い目に遭わされている人もいますけど、それは嫌われているか好かれているかという話ではなくて、復讐されているというケースが多いように思います。無差別的な犯行があったりしますので、もちろん、全てのケースではありませんが。

相手をコテンパンにやっつけたり、嘘をついたり、論破したことに対する報復。

好きだからこそ復讐するというケースも最近は結構増えてますよね。ストーカー的な復讐。

なので、嫌われることに問題があるというよりも、嘘をついたり、相手を論破して優越感に浸ったりするという行為の方が問題なのだと思います。

2割は好きになってくれる

誰であっても、無条件で好きになってもらえるみたいですよ。

しかも、嫌ってくる人が1割なのに対して、好きになってくれる人は2割。

いろんな人に会ったとして、好きになってくれる人の方が多いと考えておけばいいと思います。

嫌われないけど好かれない道、嫌われたり好かれたりする道

誰からも嫌われないためには、八方美人で完璧に立ち振る舞うということの他に、

誰とも接しない

という方法があります。

というか、八方美人は現実的に無理っぽいので、誰からも嫌われないためには、誰とも接しないという方法しかない気がします。

さて、どちらを選びますかね。

嫌われないために、そもそも人と接しないという道

を選ぶか、それとも

嫌う人がいたとしても好きになってくれる人と仲良くするという道

を選ぶか。

結論:気にし過ぎない方がいい

日本人の多くが、1割の人にすら嫌われることを極端に恐れるのは、何故なんでしょうか。

嫌われると、そんな酷い目に遭いますかね。

誰からも好かれる完璧な人間であるというプライドがあるのでしょうか。

そうだとすれば、そのプライドを維持するのはすごく大変そうです。

それか、

私を嫌うなんて間違っている

と言いたいのでしょうか。だとすると、すごい自信です。

私を嫌うなんて間違っている、と主張する相手を、皆さんは好きになれますか?

嫌われたとしても、嫌われてるとはっきりした段階で、その人となるべく関わらないようにすればいいんじゃないですかね。

仕事上や近所付き合いなどでどうしても接する必要があるという場合もあるでしょうから、なるべく、ですけど。

嫌われるのを気にしない方がいいというのは、傍若無人に振る舞うべきだと言いたいわけではありません。

どうやったって嫌われることはあるんだな

と知っておいた方が得をすることが多そう、ということです。

好かれるか嫌われるかはあんまり気にせず、節度を持ったうえで自然体でいるのが、一番じゃないですかね。

そうしていると、好いてくれる可能性も嫌ってくる可能性もある7割の人からも、好いてもらえる可能性が上がる気がします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました